ブラウザのXSSフィルタはどうなったのか(2020/08/14 時点)
ブラウザのXSSフィルタを有効にするために、 X-XSS-Protection
レスポンスヘッダーでブラウザの設定を上書きして有効にするという内容が徳丸本のp 135にでてきます。
XSSフィルターってどういう機能なんだろうと調べてみたところ、下記記事にある通り、2020/08/14 現在だとほとんどのブラウザでなくなったりしていることがわかりました。
Chrome
ChromeではXSS Auditorという名前でXSSフィルターを実装していましたが、Chrome 78でこの機能が削除されました。
で、この機能の代わりにChrome 83で Trusted Types
という新しい機能をリリースしています。
使い方は下記を参考にするとよさそうです。
Firefox
Firefoxは X-XSS-Protection
レスポンスヘッダーを使ったXSSフィルターは実装していないですね。
Safari
Safariは2020/08/14でも使えてそうですね。